投稿日:2021-12-15 Wed
数年前、知り合いのお蕎麦やさんに「育ててごらん」といただいたそばの実。約20粒の実を播いて収穫。次の年、またそれを播いて・・・と繰り返し、
今年の秋、約90gのそばの実を収穫することができました(写真右上)。

何の道具もないので、脱穀に四苦八苦しましたが、
なんとか60g弱の「そばの実」になりました(写真右下)。
さ〜て、どうやって食べましょうか・・・
そばを打つには、もちろん足りないからガレット?とも思いましたが、
せっかく粉にしないて、粒のまま脱穀したので、粒を生かしたい!と
ググってみたら、そのまま炊いて食べる方法が見つかりました(便利な世の中です)。
というわけで、まずそばの実を①乾煎りして、②水を加えて中火にかけ、
③沸騰したら塩を少々加え④蓋をして弱火で15分⑤カニ穴ができたら火を止めて軽く混ぜ、
⑥再び蓋をして15分蒸らして出来上がり。なんとなく団子状に丸めてみました(写真左)。
思ったよりネットリした仕上がりです。
そのまま食べてみたら、そばの風味がしっかりあり、香ばしい味わいです。
ただ、後口に少し苦味が残ります。あ、いやな苦味ではありません。
ちょっと考えて、やや濃いめの「そばつゆ」を作って掛け、
団子状のそばを崩しながら食べました。
そのまま食べた時感じた苦味は、味を引き締めるアクセントになっているようで、
この苦味がなかったら物足りなかったかもと感じました。
自分で育てたそばの実だからかもしれませんが、
こういう食べ方だと、普通のそば(=蕎麦切り)とは全く違う味わいで、
食感も楽しいし、味も美味しいなと思いました(自画自賛です)。
収穫したそばの実の一部は、来年の播種用にとってありますので、
来年もささやかな収穫を目指してそばを育てようと思っています。
追記
12/20(月)の地元の新聞に、そば育てのきっかけをくれたお店(平泉の泉屋)が、
「12/19で閉店した」との記事が・・・・・ちょっとショックです。
先月、店の前を通った時、寄ろうかと思ったら定休日で立ち寄れず。
近日中に「ここまで増えて、食べられるようになったよ」と報告に行こうと思ってたのに、、、
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